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ホンダ・オデッセイ RB1 の車高調について、その仕組みと、どんな部品があるか、カスタム、実際の使用感についてまとめてみました。
目次
車高調とは
(引用 http://item.rakuten.co.jp/)
車高調とは、車のボディとタイヤ回りをつなぐパーツで、車高やサスペンションを調整するドレスアップの定番アイテムです。
車両の車高を自由に変えられる便利なアイテムで、正式名称は「車高調整式サスペンション」といいます。
車高調は、車高や地面からの衝撃を吸収するサスペンション全体の硬度(減衰力)を調節することができる便利なパーツで、スポーツカーから軽自動車まで幅広く普及しており、車高を下げる目的には、単純に見た目をカッコ良くするためや、走行性能を上げるためなど様々な理由があります。
車高調には色々な種類が存在し、特徴も様々です。
一概に車高調と言っても、カスタムの手段としての車高調がメジャーになった現在、非常に多くの種類が各メーカーから販売されています。
車高調には構造の違いによって、「全長調整式車高調」と「ネジ式車高調」の2種類に分類されます。
まずは、車高調のフルタップ式とネジ式の違いをご紹介します。
全長調整式車高調の特徴
全長調整式車高調は、車高調下部のブラケット部分を上下に可動させることによって車高を調整します(フルタップ式車高調とも言います)。
全長調整式車高調の特徴として、車高の調整を自由にできる、車高を調整してもショックアブゾーバーのストローク量が変化しない(バネの伸び量のようなもの)という点があげられます。
ブラケット(上図参照)と呼ばれる車体本体への取り付け部分を上下することで車高を調整します。
車高を調整してもストローク量への影響がないため、細かなセッティングを行うことができます。
ブラケットと呼ばれる車体本体への取り付け部分を上下することで調整しますが、全長調整式サスペンションを調整する際にはネジ式同様、ジャッキアップしてタイヤを外す必要があります。
全長調整式車高調のメリット
(引用 http://www.zss-racing.com/suspension/)
全長調整式車高調のメリットは、ショックアブソーバーのシャフトの長さや有効ストローク量が変わらないため、車高を変更しても乗り心地に変化が出ないことです。
調整可能範囲もネジ式車高調より大きくなっています。
また大きく車高を下げた場合でも段差などで、ガクンとタイヤと車のボディがぶつかるような挙動をしない乗り心地は魅力でしょう。
全長調整式車高調のデメリット
デメリットとしては、ネジ式車高調と比較すると高価であることが挙げられます。
また、大きく車高が下げられる反面、あまりにも下げすぎてしまうと走行性能を悪化させてしまいます。
また部品が複雑であるがゆえに、ネジ式車高調に比べメンテナンスを頻繁に行う必要があります。
ネジ式車高調の特徴と調整方法
ネジ式車高調の特徴として、全長調整式車高調と同じく車高の調整を自由にできることと、全長調整式車高調と異なる点として、車高を調整することで有効ストローク量が変化することが挙げられます。
ネジ式車高調を調整する場合は、ロワシートと呼ばれるスプリングの下にあるパーツを上下動させて車高を調整します。
しかしながら、車高を下げるほどショックアブソーバーは縮んでしまい、有効ストローク量が減ってしまいます。
ネジ式車高調のメリット
全長調整式車高調よりシンプルな構造なので、比較的簡単に、かつ安価に車高を調整することができます。
またシンプルな構造ゆえに、全長調整式車高調に比べ故障する可能性が低くなっています。
ネジ式車高調のデメリット
車高を低くすると有効ストローク量が減少するので、乗り心地が悪くなってしまいます。
また、車高を大きく下げすぎてしまうと、サスペンションの底付きを感じるばかりか、スプリングに遊びが生じて路面からの振動や衝撃をうまく吸収できなくなる可能性があります。
その為、全長調整式車高調に比べて細かな調整には向かないパーツとなっています。
まとめ
(引用 https://www.automesseweb.jp/2017/05/25/21704/2)
できるだけ低価格で、時間をかけずに車高をコントロールしたいという方は「ネジ式車高調」
大きく車高を下げ、車高を上げ下げしても乗り心地を一定に保ちたいという方は「全長調整式車高調」がおすすめです。
車高調は自分の車を、好みの車高に調節できるためドレスアップ効果も期待できますが、サスペンション周りは車の安全性にも直結する重要な部品です。
整備店など専門家と乗り心地や車高の下げ幅などをじっくり相談したうえで、できるだけプロに作業を依頼するようにしましょう。
車高調についてもっと詳しく
ここまでで車高調の2つのタイプについてまとめましたが、さらに車高調には、
あらかじめ減衰力が決められた「減衰力固定式」
減衰力を自由に設定できる「減衰力調整式」
の2タイプと
さらに「単筒式」と「複筒式」
の2タイプが存在します。
こちらも簡単にまとめてみたいと思います。
減衰力固定式と調整式
(引用 https://www.diylabo.jp/column/column-276.html)
減衰力調整タイプは、調整ダイヤルを緩めれば乗り心地が柔らかくなり、締めると硬い走り心地にすることが可能で、乗り心地を自由に設定することが可能です。
ちなみに固定式では、最もバランスに優れた減衰力を発揮するように設計されており価格もリーズナブルなので、走りや乗り心地の変化にこだわらない人はこちらで十分だと思われます。
単筒式と複筒式
こちらは少し話が専門的になってきますので、下記サイトより引用させて頂きました。
(引用 https://www.hks-power.co.jp/hksmagazine/hipermaxg/part02.htm)
減衰力を発生させるショックアブソーバは、ピストンのロッド&バルブ、オイル、バルブの体積変化を吸収するガス室などで構成される。
ショックアブソーバーを構成する筒がひとつの場合は単筒式、ふたつになると複筒式だ。単筒式はシェルケースがそのままシリンダーとして役割を発揮するため、ロッドの伸縮をオイルとガスで効果的に吸収する。複筒式は、シェルケースの中にもう1本の筒が入っており、この筒の中でピストンバルブが上下する仕組みとなる。
単筒式では、大径ピストンを採用できるので減衰力をリニアに発生できるうえ、オイル量を多く確保できるため熱ダレしにくい。そのためスポーツモデルに使用されることが多い。
また複筒式は構造上、ガス圧を低くできるため突き上げ感が少なく、乗り心地を確保しやすいと言われる。よって、ストリート向けモデルに採用されることが多いのが特徴だ。
ネジ式と全長調整式、減衰力調整機能の有無、単筒式と複筒式など、それぞれにメリット&デメリットがあるので、自分好みのタイプを選べるように事前にしっかり考えておきたいですね。
自力での車高調交換
こちらの個人の方が、ブログにて写真つきでオデッセイRB1の車高調交換の様子をまとめていらっしゃり、とてもわかりやすく感じましたのでご紹介させて下さい。
「https://ameblo.jp/horunjyaa/entry-11520001426.html」
まとめ
一般的に老舗メーカーから車高調を購入すると、全長調整式車高調でおよそ10万~15万円程度の価格になります。
しかし最近では高価な老舗メーカー以外にも、新参系メーカーやオリジナル品などから比較的安価に手に入れることが出るようになりました。
これをネットなどで購入して、近くの自動車工場や持ち込み取り付け店で取り付けてもらえば、格安で調整することも可能です。
また個人で交換や調整も可能ですが、ご紹介させてもらったブログでもおっしゃっていますように、足回りは走行の安全に直結する重要な部分なので、難しいと感じた場合は迷わずプロの手を借りるようにしましょう。
ある程度自力でカスタムを経験して余裕ができたら、ぜひチャレンジしてみてください。